二里町の炭山棚田で4日、稲刈り体験が行われ、参加者らが昔ながらの手刈りで稲を収穫しました。
この稲刈りは、炭山を守ろうと活動する「すみやま農らいふ」と「炭山棚田守る会」が主催したものです。
この日は市内外から約80人が参加しました。
はじめに、炭山棚田守る会の木寺清太会長が「楽しい稲刈り体験をしてもらえたら」とあいさつしました。
収穫する稲は「さがの華」という酒米で、参加者は鎌を手に、刈り取っていきました。
参加者のなかには、有田工業高校デザイン科3年の吉永崚太郎(よしなが りょうたろう)さんの姿もありました。
吉永さんは、卒業制作の課題研究のテーマに炭山棚田を取り上げており、棚田保全や交流人口拡大などをデザインの力で解決できないかと取り組んでいます。
これまで田植えから参加し、守る会や農らいふへの聞き取りなどを行っています。
(吉永崚太郎さん)
「手刈りは大変だった。この体験も参考に聞き取りもしているのでどうまとめていこうかこれから考える」
吉永さんは来年1月の卒業制作展へ向け、作業を進めていくということです。
なお、刈り取られた酒米は今後、地元の古伊万里酒造で醸造されます。