伊万里市は17日、第5回渇水対策本部会議を開き、有田川水系で実施している減圧給水を継続することを決めました。
有田川水系では15日から、32年ぶりに、蛇口から出る水の量を減らす「減圧給水」を実施しています。
有田川から取水できているものの、予備の水源である竜門ダムの貯水率が48.35%(17日午前8時現在)と、依然として給水制限の目安となる50%を切っています。
また、気象庁の予測では一時的な雨はあるものの、今後もまとまった雨量が期待できない状態であることから、市は減圧給水を継続することを決めました。
対象となる有田川水系の地区は、伊万里地区、牧島地区、立花地区、大川内町、二里町の全域と、大坪地区、黒川町、波多津町、東山代町、山代町の一部です。
また、有田川水系の9月16日現在の1日平均配水量は、7月が12,051立方メートル、8月が11,823立方メートル、9月が11,511立方メートルとなっています。
7月から8月にかけて228立方メートル、8月から9月にかけては312立方メートル減量しました。
市は、8月頭から節水を呼びかけたことで、市民の節水意識が高まり、2.7%の減量効果につながったとみて、引き続きの節水を呼びかけています。
(深浦弘信市長)
「配水量は減っているが、このまま雨が降らないと更なる給水制限をかける必要がある。まずは皆さんに節水をお願いしたい」
市によりますと、減圧給水を開始して以降、市民から濁り水の発生や水圧不足、苦情などの連絡は入っていないということです。
連休中の問い合わせは、市の代表番号で受け付けています。
なお、18日午前10時現在の貯水率は、竜門ダムが48.04%、井手口川ダムが49.80%となっています。
井手口川ダムの給水制限の目安は30%となっています。
市は、24日に再度会議を開き、今後の対応を決める方針です。