約17,000世帯が対象 32年ぶりの減圧給水実施(9月15日)
2026.9.15 Tue
伊万里市は15日、記録的な少雨の影響により、32年ぶりとなる減圧給水を開始しました。

深刻な水不足が続く伊万里市では、竜門ダムの貯水率が50%を下回ったことから、15日から蛇口から出る水の量を減らす「減圧給水」に踏み切りました。

対象となるのは有田川水系の地区で、伊万里・牧島・立花・大川内・二里の全域と、大坪・黒川・波多津・東山代・山代の一部、約17,000世帯です。
これは市内の全世帯の約7割にあたります。

作業は15日から3日間かけて行われ、初日は市職員が3班に分かれ、大坪町と大川内町の配水池合わせて6か所を回りました。

このうち、大坪町の永山配水池では、午前10時すぎから職員が専用の器具を使ってバルブをゆっくりと閉めていきました。

水圧の変化で水が濁るのを防ぐため、職員はバルブを10回転させる作業を、約1時間かけて丁寧に進めました。

また、この作業により、濁り水が出ていないか別の職員が注意深く監視していました。

市によりますと、この日作業を行った6カ所では、濁り水は発生しなかったということです。

減圧給水の対象となるバルブは全部で23か所あり、市では16日以降も順次、作業を進めることにしています。

(上下水道部 小寺隆洋副部長)
「市民の皆様の生活に影響がないようダムの貯水率回復や延命のために今回実施する32年ぶりで経験値がない。実績作りとしてやっていきたい。市民の皆さんには生活する上で影響が出ない範囲で、減圧給水は行うが、なお一層節水を行いたい」