伊万里市は25日、9月1日に開会する伊万里市議会第3回定例会に提案する議案を発表しました。
木須西地区に計画されている産業廃棄物最終処分場について、地元区の反対の意向に沿った意見を提出するため、環境に関する専門家の助言を求める費用などを盛り込んだ、7億3,670万円余りの補正予算案など17件が提案されます。
今年度の9月補正額は、約7億3,670万円です。
補正後の総額は、約331億8,200万円で、前年度と比べ26億4,150万円余り、率にして7.4%の減額となっています。
今議会では、木須西地区に新たに計画されている産業廃棄物最終処分場に関連する予算案が提案されます。
事業者は県へ提出する事前協議書を一度取り下げてはいるものの、再度提出することが見込まれています。
地元の木須西区がこの計画に反対していることから、伊万里市は県から意見を求められた際に、地元の意向に沿った合理的な意見を提出できるよう、大学教授や弁護士から助言を求める計画です。
このアドバイザー業務の委託費として50万円を9月議会に提出します。
また、冬のまちなかに賑わいを創出するため、新たなイベント開催費として約700万円を提案します。
伊万里駅周辺に市出身の作家、小森陽一(こもり よういち)さんの協力を得て、恐竜バルーンやフィギュアの展示のほか、ライトアップ等が計画されています。
あわせて、商工会議所青年部が企画する「イマリのイルミ」や大川内山で実施される「イマリ・キャンドル・クリスマス」とも連携し、駅と大川内山を周遊させることでまちなかに人を呼び込む考えです。
(深浦弘信市長)
「駅ビル前にロータリーも完成するほかホテルもできてくる。これらを活用しながら、小森さんと70周年に名村造船所で行ったようなイベントを開き、大川内山と駅前とあわせて新しい試みをやってみたい。またホテルを利用してプロジェクションマッピングなどしても面白いと思っている」
このほか、主な補正予算案は次の通りです。
▼陶磁器の製造に使用する陶土(とうど)や生地の原材料価格が高騰していることから、市内窯業事業者に対して価格高騰分を補助する費用に400万円。
▼令和8年1月の火災により損傷した立花市営住宅の4部屋の復旧工事費に約2,340万円。
▼6月末から7月初旬にかけて発生した豪雨により被害を受けた農地や農業用施設などを復旧させる費用にあわせて約1億5,115万円、などとなっています。
議案にはこのほかにも、旧滝野小中学校の解体工事を約1億7,390万円で古賀建設と請負契約を締結する議案や、平時は国見台で活用し災害時の被災地支援にも活用する可搬型コンテナトイレを3,000万円で取得する議案など、あわせて17件が提案されます。
9月議会は9月1日開会し、議案に対する質疑が3日から2日間、一般質問が10日、11日、14日の3日間予定されています。
9月議会では、特別委員会を設置して決算議案を審議するため、閉会は10月16日が予定されています。
なお、議案記者発表の模様は12サブチャンネルでご覧の時間に放送します。