猛暑と雨不足によりダムの貯水量が減少しているとして、伊万里市はきのう(12日)、上下水道部に渇水対策本部を設置しました。
今後さらにダムの貯水量が減少した場合は、断水等も行う可能性があるとして、市は節水を呼びかけています。
伊万里市によりますと、猛暑と7月の初旬以降の雨不足により、水道水の水源である有田川や松浦川の水量が減少しています。
これにより、竜門ダムや井手口川ダムの貯水量も日を追うごとに減少しているということです。
過去5年間の平均貯水率は、竜門ダムが82.47%、井手口川ダムが90.34%ですが、
13日午前8時現在の貯水率は、竜門ダムが65.26%、井手口川ダムが73.20%まで低下しています。
このため市は、12日に「伊万里市上下水道部渇水対策本部」を設置しました。
市は市民に対し、日常生活での水の使い方を見直し、一層の節水に協力するよう呼びかけています。
また、今後の降雨状況によりダムの貯水率がさらに減少した場合には、時間を制限して給水し、それ以外の時間帯は断水する「時間給水」の措置を行う可能性があるとしています。
市によりますと、時間給水の基準となる貯水率は、竜門ダムが50%、井手口川ダムが30%を下回った場合に開始されるということです。
気象情報によりますと、7月の降水量の平年値は367.9ミリですが、今年7月の合計降水量は304.0ミリとなっています。
また、8月の降水量の平年値は272.0ミリですが、今年の8月はゼロとなっており、7月7日からゼロが続いている状況です。
(上下水道部 青木健一郎部長)
「伊万里市では7月初旬以降は、まとまった雨が降っておりません。そのため、水源の状況が厳しくなっており、今後の天候によっては、安定した水道水の供給に影響が生じることも懸念されています。
このままの状態が長く続くようであれば、給水制限をせざるを得ない段階になる可能性もございます。
市民の皆さまにおかれましても、洗濯や炊事、洗車など、日常生活の中で、できる範囲での節水にご協力くださいますようお願いいたします」
市は、水道水を安定して供給するため、市民一人ひとりの率先した節水を求めています。