伊万里・有田焼伝統工芸士展が8日から九州陶磁文化館で開かれていて、25人の伝統工芸士による95点の作品が並んでいます。
初日となるこの日、会場の九州陶磁文化館ではオープニングセレモニーが開かれ、関係者らがテープにはさみを入れて作品展の開催を祝いました。
今回の作品展は、「きらめきの逸品」をテーマに、作者も作品も輝く、高度な技術と技法がいかんなく発揮された作品95点が並んでいます。
また、今回から消費者のニーズを知り、今後の製作に繋げようと、来場者に1枚シールが配られ、一番お気に入りの作品に投票する試みが行われています。
訪れた人は、真剣な眼差しで伝統工芸士の逸品を鑑賞し、お気に入りの作品を見つけていました。
(香月さん)
「どの作品も素晴らしいが現代も取り入れているところがよかった」
これは、畑石眞二さんの作品「伝統と革新」です。
伝統的な技術に加え、将来伝統工芸になり得るような新たな表現法に挑戦しました。
(伝統工芸士 畑石さん)
「革の質感を表現した表現法。温度も違うし焼き方も違う。デコボコ感を出すには5回焼かないと表現できない。固定観念を外れて作っていかなければならない。(投票は)票が入れば嬉しいし、入らなかったらもっと頑張らないととなる。一つの刺激材料としていいんじゃないかと思う」
また、この日は会員によるろくろや、絵付け(えつけ)の実演も行われていました。
第22回伊万里・有田焼伝統工芸士展は、8月16日(日)まで有田町の佐賀県立九州陶磁文化館で開かれています。
なお、会員による実演は、土日祝日のみ行われる予定です。