梅雨前線の影響で激しい雨 警戒レベル3高齢者等避難発令(7月2日)
2026.7.2 Thu
九州北部地方に停滞する梅雨前線の影響で、佐賀県は2日未明にかけて非常に激しい雨に見舞われました。
伊万里市には1日夜遅くにレベル4土砂災害危険警報が発表され、市は警戒レベル3「高齢者等避難」を発令しました。
この雨により、市内各所で法面崩壊や倒木などが発生していて、佐賀地方気象台は、2日夜遅くにかけて土砂災害に注意するよう呼びかけています。

九州北部地方では、梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定となっています。

佐賀県南部では2日午前0時39分に線状降水帯が発生しました。

佐賀地方気象台によりますと、伊万里市で観測した6月30日午後9時の降り始めから、7月2日午前5時までの降水量は184.5ミリとなりました。
1時間最大降水量は、1日午後3時9分に43.0ミリ、2日午前0時3分に33.0ミリを観測しています。

伊万里市には、1日午後9時58分にレベル3の大雨警報が発表され、市は災害情報連絡室を設置し、自主避難所を開設しました。

その後、午後10時40分には、土砂災害に関する気象情報の、レベル3を飛び越え、レベル4土砂災害危険警報が発表されました。
これを受け市は、土砂災害の危険性が高まったとして午後11時15分に市内全域に警戒レベル3「高齢者等避難」を発令しました。
また、災害情報連絡室を災害警戒本部に切り替え、避難所を開設しました。

2日午前3時44分、レベル4土砂災害危険警報とレベル3大雨警報が解除され、それぞれ注意報に切り替わったことから、市は「高齢者等避難」を解除しました。
避難所は自主避難所となり、午前5時40分に閉鎖され、災害情報連絡室も解散しました。

市によりますと、この大雨により人的被害は発生しなかったものの、市内15か所で法面や路肩の崩壊、倒木などが発生し、現地調査を進めているということです。

伊万里市では2日午後6時現在、すべての防災気象情報が解除されています。

佐賀地方気象台は、大雨で地盤が緩んでいるところがあるとして2日夜遅くにかけて土砂災害に注意を呼びかけているほか、低い土地の浸水や河川の増水にも注意するよう求めています。