黒川町黒塩地区に計画されている廃棄物最終処分場を巡り、23日、今年度3回目となる環境対策協議会が開かれました。
会議では、委員からの意見に対する協議などが行われました。
環境対策協議会は、黒川町と牧島地区の区長や各種団体の代表などで組織されています。
この日の会議では、環境保全協定案の骨子について、委員から出された意見に対する協議が行われました。
「景観対策の中で、植樹をすることで処分場を目隠しすることを協定書に盛り込みたい」との意見に対して事務局は、植樹に限定するとそれ以外できなくなり、状況に応じて対策するため「緑化対策は必要に応じて地元と事業者、伊万里市で協議する」との文言を提案しました。
これを受け協議した結果、「緑化対策は定期的に協議する場を設定する」ことを協定書に盛り込むことが承認されました。
また、協定書では、処分場に搬入可能な廃棄物の種類も示されていて、産業廃棄物が16種、一般廃棄物が2種となっています。
動物の死骸とふん尿については、すでに事業者とその親会社、そして地元と伊万里市の5者で締結された覚書の中で搬入しないことが示されています。
事業者は、搬入する廃棄物の考え方について次のように述べました。
(石山取締役)
「埋め立てるものによって処分場の中がどうなるのか考えながらやる。有機物が多いと悪影響がある。私たちも受け入れる廃棄物を選ぶ権利がある。排出事業者から依頼を受け考える。事前にどういったものをどれくらい持ち込むという話を会社として判断していく」
また、処分場が三方の山の高さを超えて積み上げられることについて、事前に周辺住民に説明していたのかという以前からの問いに対し、事業者は次のように回答しました。
(石山鳥島役)
「前任からしっかり説明されていると話を受けた。高さをどのように説明したかは確認できないが、引き継いだ時には地域の方とコミュニケーションを図られていた」
このほか、場内に水を撒く散水車の水のくみ上げ場所について、委員が「田植えの時期に付近の川からくみ上げると米農家と問題が起こる可能性がある」と指摘しました。
事業者は、地下水をくみ上げ、場内タンクに貯水する方針であることを示し、万が一、川からくみ上げる必要が出れば、地元の許可を得たいと述べました。
次回の会議は、7月7日に行われる予定です。