第2段階の解体撤去作業 玄海原発1・2号機作業公開(6月17日)
2026.6.24 Wed
九州電力は17日、廃止措置が進められている玄海原子力発電所1・2号機の第2段階の解体撤去作業を公開しました。

九州電力の玄海原子力発電所1号機は2017年から、2号機は2020年から廃止措置が行われています。

廃止措置は4段階に分けて実施され、3月末に第1段階の解体工事準備期間が終了しました。
今年4月からは、第2段階である原子炉周辺設備等の解体撤去期間に入っています。

第2段階では、低線量設備の解体や、使用済み燃料プールからの使用済燃料の搬出などが行われます。

今回公開されたのは、放射線管理区域内にある1号機の「原子炉補機冷却水ポンプ」を取り外す作業です。
このポンプは、使用済燃料ピット冷却器などに水を供給する設備で、放射性廃棄物ではありません。

作業は協力会社の作業員8人があたり、1つ1つの作業を声に出して確認しながら進められました。
そして、4台あったポンプのうち、1台約0.9トンある最後の1個を取り外しました。

作業エリアは元々汚染のない場所ですが、念のため確認を行い、取り外したポンプも汚染がないことを確認した上で解体業者に引き渡されます。
この作業は、来年3月に完了する予定です。

廃止措置計画全体の廃棄物総量は、約39万トンにのぼります。
廃棄物は、低レベル放射性廃棄物や放射性廃棄物ではないものなどに分類され、全体の95パーセントが放射性廃棄物ではないもの、3パーセントが低レベル放射性廃棄物となっています。

第2段階は、2040年度までの15年間を見込んでいます。

低レベル放射性廃棄物は約1万3,000トン発生する見込みで、このうち第2段階では、極めて低いレベルものが800トン発生するということです。