伊万里市は、6月2日に行った水道料金などの印刷物作成に関する入札において、市が作成した仕様書に不備があったため落札を取り消したと発表しました。
すでに入札に参加した全ての事業者に謝罪した上で再入札を進めており、市民への影響はないとしています。
入札が取り消されたのは、「伊万里市水道料金・下水道使用料納入通知書」と「伊万里市水道料金・下水道使用料納入督促状」の印刷物作成に関する2件の案件です。
伊万里市によりますと、これら2件の案件でそれぞれ1社を入札する予定でした。しかし、仕様書内に、分けて入札する旨の記載をしていませんでした。
6月2日に行われた入札には、3社からの参加があり、伊万里市は2社の入札を決定しました。
5日に通知書を発送したところ、受け取った事業者から「2つの案件とも一括で入札できるものと思っていた」という旨の連絡があり、不備が発覚しました。
一部の事業者に一括での入札という認識を与えていたことから、伊万里市は入札が成立していないと判断し、9日、落札を取り消しました。
市では仕様書を変更して19日に再入札を行っており、市民へ納入通知書などを発送するスケジュールに変更はないということです。
伊万里市は、担当者以外のチェック体制を整えていたものの、仕様書の記載漏れを見逃していたとしています。
再発防止策については、仕様書の記載内容などを見直し、適正な事務処理の徹底を図る方針です。