市内で畜産業を営み、農業や畜産の振興のために多額の寄付を行っている松尾勝馬(まつお かつま)さんが紺綬褒章を受章し、3月26日、伊万里市役所で伝達式が行われました。
株式会社松尾勝馬牧場の代表取締役を務める松尾さんは、現在、伊万里市内の牛の約3分の1にあたる2,000頭以上を飼育しています。
生産から精肉販売、レストランの経営までを一貫して行う「6次産業化」に取り組み、60年以上にわたり畜産業に携わってきました。
松尾さんは「毎年1,000万円、総額1億円」を目標に寄付を続けており、去年の寄付で8回目となりました。
これらの功績が称えられ、紺綬褒章を受章。過去にも2回受章しており、今回で3回目となります。
伝達式で深浦弘信市長は、市のふるさと納税の返礼品で伊万里牛が最も人気であることに触れ、「伊万里市にとって伊万里牛がいることが一番大事なこと。これからもお元気で仕事をしていただきたい」と感謝の言葉を伝えました。
松尾さんは、孫が新たに牛の繁殖に取り組むことに触れたうえで、今後は視野を広げた一貫経営を目指していく決意を力強く語りました。
(松尾勝馬牧場代表取締役 松尾勝馬さん)
「孫が繁殖で経営ができるように。肉牛を買っとる以上は、そこ(繁殖)に踏み込まんと安定した経営ができるんじゃないやろうかなということでですね、繁殖の一貫経営を目指して頑張っていこうかなというふうに考えております」