立候補予定の3氏が政策を論じる 伊万里市長選挙公開討論会(4月2日)
2026.4.3 Fri
任期満了に伴う伊万里市長選挙の告示を4月12日に控え、伊万里ケーブルテレビジョンは2日、自社スタジオで公開討論会を開催し、その模様を生中継、生配信しました。
討論会では、立候補を予定している新人と現職のあわせて3人が、市の将来像や重点施策について意見を交わしました。

公開討論会に出席したのは、当日の発言順に、新人で前市議会副議長を務めた加藤奈津実(かとう・なつみ)氏、新人で市内の学習塾で講師を務める井関新(いせき・あらた)氏、現職で2期目の当選を目指す深浦弘信(ふかうら・ひろのぶ)氏の3人です。

討論会は「まちづくり」「子育て・教育」「人口減少対策」の指定テーマに加え、各立候補予定者が設定した自由テーマで行われました。

加藤氏は、農業をはじめとする一次産業への支援策をさらに強化して地域全体を支えていく考えを示したほか、子育て世代への支援策として独自の「伊万里子どもファンド」の設立を提案しました。
また、週末などに複数の生活拠点を持つ二地域居住の推進を訴え、「観光創出」を独自テーマに掲げて、次のように主張しました。

(加藤氏)
「今地方は国の方針に乗っかって観光客の受け入れ体制を整える大きなチャンスが訪れています。国の予算を活用して積極的に手を上げ、市内の利便性向上と観光客の誘客に務めるべきと考えています」

井関氏は、市内の各地区にまちづくり委員会を新たに設置し住民の自主性を高めていく考えを述べたほか、子育ての支援策として、地域に密着した学校づくりを目指すと提案しました。
また、抜本的な人口減少対策として、難民受け入れの推進を強く訴えたほか、「産廃施設建設」を独自テーマに掲げて、次のように主張しました。

(井関氏)
「この件に関しては絶対反対です。住民の意思が企業の利益よりも優先されないというのはとても不条理です。民主主義じゃありません」

深浦氏は、松浦町の東部工業団地にデータセンターを誘致して稼げる町を作る方針を説明したほか、子育て世代への支援策として学校給食費などの無償化政策を提案しました。
また、持続可能な人口減少対策としてコミュニティ再生の推進を訴え、「企業誘致と産業振興」を独自テーマに掲げて、次のように主張しました。

(深浦氏)
「インターチェンジ周辺を中心とした産業用地の整備を進め、企業にとって魅力ある環境を整えていきたいと思っています。働く場が増えれば人が集まる町に活気が生まれます」

討論会の最後には、各立候補予定者が自身の政治姿勢やビジョンについて、次のように思いを述べました。

(加藤氏)
「全力で伊万里市のために動くことができますし、20年後、30年後の未来も責任を持って見届けることができます」

(井関氏)
「私の目指す社会は一言で言うなら共生社会です。人と人とが励まし合い、支え合い、喜びも悲しみも分かち合い、共に生きる社会です」

(深浦氏)
「市長は市民のために何をなすべきか、また市民は何を望んでいるのか。課題は現場にある、困っていることは何かを常に考えて行動してきました」

伊万里市長選挙は、今月12日に告示され、19日に投開票が行われます。

なお、公開討論会の模様はご覧の時間に12サブチャンネルで再放送するほか、アイテレビ公式Youtubeチャンネルでアーカイブ配信しています。