伊万里市民図書館は2月26日、不審者が侵入してきた際の役割や安全行動を確認するための初動対応訓練を初めて実施しました。
これは、2月に福岡市の図書館で刃物を使った無差別刺傷事件が発生したことを受け、利用者や職員の安全確保と防犯体制の強化を図るため、伊万里市民図書館が初めて実施したものです。
訓練は、伊万里警察署の協力のもと、署員が不審者役となり、刃物を出して館内で騒ぐという想定で行われました。
伊万里市民図書館は、職員の9割を女性が占めており、これまで不審者侵入時の対応マニュアルや訓練の経験がありませんでした。
そうした中、職員らは戸惑いながらも、刃物を持った不審者への声かけや利用者の避難誘導、館内放送などにあたりました。
(鴻上哲也統括管理者)
「体が動かなくなっていく、声が出せない。どう避難をしていいのか分からない。それらを実感した」
伊万里市民図書館では今後、不審者侵入時の職員対応マニュアルの作成や利用者の避難経路の確保、警察など関係機関との連携体制の強化に努めていくとしています。