告示まで約1カ月と迫る 立候補予定者の2人が事務所開き(3月10日)
2026.3.10 Tue
4月12日に告示される伊万里市長選挙まで約1か月となりました。
今月、立候補予定者が事務所開きを行い、選挙戦に向けた準備を本格化させています。

【加藤奈津実氏】
新人で元伊万里市議会副議長の加藤奈津実氏は、3月1日、二里町八谷搦に事務所を構えました。
この日は約90人の市民らが集まり、岡田正昭後援会長は「今回の挑戦はとても勇気がいること。みんなで力を合わせ、新しい風を広げていきましょう」と挨拶しました。

加藤氏は、立候補の理由について「市議会議員では大きな予算は動かせない」としたほか、地域の担い手への懸念も述べました。

(加藤氏)
「あと1期待てなかったのかという声もあります。なぜ今なのか。地域づくりに力を尽くしてくださっている皆さんが、今75歳、80歳を超えてきていらっしゃいます。あと四年待ったら皆さんが引退してしまい、培ってきた思いが引き継がれないことに大きな危機感を感じました。皆さんに教えていただけるうちに、私たちの世代がもっと頑張らなきゃいけない。皆さんが培ってきた伊万里を守りたいという強い思い一心で、手を挙げております。若い世代も高齢者の方も希望を持てる伊万里に作っていきたいと思っております」

加藤氏は、時代を生き抜くための教育や、周辺地域の活性化、中山間地や農地への支援などに意欲を示しました。

【深浦弘信氏】
一方、現職の深浦弘信氏は7日、二里町八谷搦に事務所を開設しました。
その後、伊万里コミュニティセンターで市政報告会を開き、約300人が集まりました。

応援に駆け付けた古川康衆議院議員は「伊万里の課題を解決できるのは、2期8年務めた深浦氏しかいない。皆さんの力で勢いを大きくしてもらいたい」と激励しました。

深浦氏は、実績として財政健全化やIT企業誘致、子育て支援などを挙げ、次のように決意を述べました。

(深浦氏)
「伊万里にはまだまだ魅力が少ない。企業がたくさんあるので働きに来る人が多い。働く人が住んでみたいという気を起こさせる必要がある。ホップ・ステップ・ジャンプという言葉があるが、1期目、2期目そして今回3期目ということで、ジャンプさせたい。皆さんとともに伊万里市を作っていく。その下支えは行政、私がすべき。8年間やってきた中で、課題に対しても進めていく。私の力でできることは全身全霊をかけてやっていくと誓う」

また、深浦氏は、魅力向上に向けたスポーツ施設や多世代交流拠点の整備、各種団体への支援強化などについて方針を示しました。

【井関新氏】
3回目の市長選に挑戦する新人の井関新氏は、事務所開きは行わない意向です。
井関氏は、産業廃棄物最終処分場の建設計画への反対を強く訴えています。

伊万里市長選挙は、4月12日に告示され、19日に投開票が行われます。

アイテレビでは市長選を前に立候補予定者による公開討論会を企画し、放送します。
放送日時は4月2日午後7時から、12サブチャンネルで生放送、公式Youtubeで生配信する予定です。