県原子力環境安全連絡協議会 中部電力データ不正を知事が批判(1月27日)
2026.2.6 Fri
玄海原子力発電所の環境への影響などを確認する県の協議会が1月27日、玄海町で開かれました。
この中で山口祥義知事は、中部電力の浜岡原発で明らかになったデータ不正問題について「言語道断」と厳しく批判し、九州電力に対し、改めて安全第一の取り組みを求めました。

この会議は、県原子力環境安全連絡協議会が開いたものです。

中部電力では先月5日、浜岡原発3・4号機の再稼働に向けた審査をめぐり、基準地震動を策定する際、説明とは異なるデータを用いていたことが明らかになりました。

(山口祥義知事)
「安全性の確認に極めて重要な地震の揺れに関するデータで不正が行われたことは、言語道断であり、強い憤りを感じている」

山口知事は、その上で同じ電力会社として、なぜ今回の不正が起きたと考えるか、九州電力の見解をただしました。

これに対し九州電力の担当者は、「他社のことなので想像するのは難しい」と前置きした上で、「厳しい審査を短期間で行う時間的な制約や、対策工事のコストの問題などがあったかもしれないが、本当の理由は分からない」と述べるにとどめました。

山口知事は、「決められたルールに基づいて進めることが基本原則であり、安全に対する信頼を失えば前に進めなくなる」と指摘し、九州電力に対し、今後も安全第一で取り組むよう求めました。

このほか会議では、玄海原発の上空で光を放つ3つの物体が確認された件について、投光器の新規配備や、ドローン検知装置の導入に向けた検討を進めていることなどが報告されました。