高校生が海事産業について学ぶ 名村造船所でワークショップ(9月23日)
2026.10.7 Wed
高校生に、船や海に関わる仕事への関心を深めてもらおうと、9月23日、名村造船所で「船と海のワークショップ」が開催されました。

ワークショップは、次代を担う高校生に、船や海に関わる仕事への理解と関心を深めてもらおうと名村造船所が開いたもので、当日は伊万里・唐津・武雄の高校の生徒10人が参加しました。

はじめに、大阪公立大学航空宇宙海洋系専攻の中谷直樹(なかたに なおき)教授が「船と海 今と未来のカタチ」と題し、講演しました。

中谷教授は、日本の食料やエネルギー、金属資源の自給率が低く、海外からの輸入に大きく依存している現状を説明。
さらに、日本の国際貿易の99.6%を海上輸送が担っているとして、船と海の重要性を強調しました。

また、佐賀県内の高校出身の社員が、名村造船所に入社したきっかけや、地元で働く魅力について紹介しました。「巨大な船や橋が完成した時には、大きな達成感と深い充実感を味わえるスケールの大きい仕事です」と、やりがいを語りました。

最後に、高校生たちはバスに乗って伊万里事業所の工場を巡りながら、建造中の船や作業の様子を間近で見学してワークショップを終えました。

(伊万里高校生 男子)
「輸送する船の大きさ、需要度など初めて知ったことが多かった。さらに船や海について調べたくなった」

(唐津東高校生 女子)
「小さい時から船に興味があった。祖父が名村造船所で働いていたことから今年も参加した。学校の探求授業でマイクロプラスチックについての研究をしている。法律の取り締まりがなされていない漁船から沢山のプラスチックが流れ出ているという事だったので、身近なところから環境問題について考えていけるような取り組みをしていけたら」

(名村造船所 総務部 池田 亮主事)
「ワークショップを通じて、海の大切さ、船の重要性を感じて、海事産業や船舶海洋分野に興味を持ってほしい」

なお、名村造船所では10月11日に、大型船見学会が開かれます。
完成間近の大型貨物船に乗ったり、見学したりできる機会となっています。