生徒の名前や評価などが記載 市立中学校で個人情報ファイル紛失(10月6日)
2026.10.6 Tue
市教育委員会は6日、市内の市立中学校で、生徒の学習評価などの個人情報が記載された「学習記録ファイル」を紛失する事案が発生したと発表しました。
ファイルは現在も見つかっておらず、今のところ、第三者への漏えいや不正利用などは確認されていないということです。

市教育委員会によりますと、「学習記録ファイル」は各教科の教員がそれぞれ作成しているもので、紙で保管している人もい れば、データで作成している人もいるということです。

今回紛失したファイルは紙の媒体で、生徒の名前や提出物の記録、評価、テストの点数が記載されていました。
  
紛失したのは1学年分ですが、何人分かは学校の特定につながるとして公表していません。

紛失が発覚した日の1時間目には所持していましたが、午後4時30分頃にファイルがないことに気付き、複数の教員で校内を捜索しましたが見つかりませんでした。

翌10月1日の朝には、対象の学年の生徒に所持品の確認を依頼するとともに、引き続き校内を捜索しましたが、現在も発見には至っていません。

教員の動線の確認などから、校外への持ち出しはしていないということです。

また学校は1日、対象の生徒へ経過を説明するとともに、保護者に文書とメールで事案の概要と謝罪を伝えました。

現時点において、第三者への漏洩や不正利用などの二次被害は確認されていないということです。

事案の発生から公表が10月6日となったことについて、市教育委員会は、捜査を続けていたことや、学校との事実確認、公表内容の精査などを行っていたためと説明しています。

再発防止策として、対象の学校において全教職員に適切な個人情報の取り扱いを改めて周知するとともに、日常的な保管管理の徹底を図るとしています。
また市教育委員会から各市立学校に対し、成績などを含む個人情報の管理や点検を徹底するよう指示、指導するということです。

市教育委員会は、「対象の生徒や保護者には大変申し訳なく、深くお詫び申し上げる。二度とこのような事案が発生しないように個人情報の取り扱いについて徹底した指導を行っていく」とコメントしています。