木須町木須西区に新たに計画されている産業廃棄物最終処分場をめぐり、牧島地区など隣接する3地区の区長会らが先月28日、佐賀県に対して計画に断固反対し、許可しないよう求める要望書を提出しました。
去年の夏、牧島地区の木須町木須西区に産業廃棄物最終処分場の建設計画が明らかになりました。
予定地には、黒川町と伊万里地区も隣接しています。
この日、牧島地区、黒川町、伊万里地区の区長会長らのほか、市選出の県議や3地区の市議らが佐賀市のアバンセを訪れました。
(牧島地区区長会 副島義隆区長会長)
「今回の産業廃棄物最終処分場の建設計画に断固反対であり、新たな産業廃棄物最終処分場は必要ありません」
「許可権者である佐賀県知事におかれましては、絶対に許可しないよう強く要望いたします」
牧島地区の副島義隆(そえじま よしたか)区長会長はこのように述べ、対応した県民環境部の田中一郎(たなか いちろう)副部長に県知事宛ての要望書を手渡しました。
牧島地区が県へ要望書を提出したのは、去年に続き2回目です。
今回は、3地区の区長会と生産組合の連名となっています。
要望書によりますと、計画地のほとんどの土地が買収されており、会社関係者が計画地に隣接する黒川町椿原区の区長宅を訪問しているということです。
また、黒川町の計画に続き、木須西区に新たな計画が浮上したことに強い憤りと不安を感じているとしています。
要望書を受け取った田中副部長は、「地元市町の首長の意見が重要だという考えは、これまで通り変わらない」と述べました。
(牧島地区 副島義隆会長)
「県に作ってほしくないということを話をした。今回話をできて良かった」
去年7月1日に事前協議書を提出した事業者は、「地元や周辺地域に理解を得るため」などとして同じ月の18日に事前協議書を取り下げています。
その後、事業者から佐賀県に対して、問い合わせや連絡はないということです。
伊万里市は事前協議書が提出された後に県から意見を求められた際、地元の意見に沿った合理的な意見を提出するため、大学教授や弁護士に助言を求める費用を9月議会に計上しています。
深浦弘信市長は地元の反対運動を踏まえた考えについて、9月議会の議案質疑で次のように述べました。
(深浦弘信市長)
「市としても地元の意向に沿って対応する必要がある。地元の首長の意見が尊重させるべきだが、専門家に診てもらい
」
なお、黒川町に計画されている別の産業廃棄物最終処分場については、去年12月に伊万里市が容認しています。