深刻な少雨・ダム貯水率が低下 減圧給水へ 7日朝に最終決定(9月3日)
2026.9.4 Fri
深刻な少雨とダムの貯水率低下を受け、伊万里市は3日、第2回渇水対策本部会議を開きました。

市は9月7日から給水圧を下げる「減圧給水」を行う方針を示しており、7日朝の会議で最終決定する見通しです。

会議には、深浦弘信市長や消防理事、各部長ら約20人が出席しました。

はじめに深浦市長が「これからの雨の降り方次第ですが、減圧給水を見据え、しっかり情報の確認と共有をし、準備をするべきことはしっかりやって進めたい」とあいさつしました。

給水制限の目安となるダムの貯水率は、竜門ダムが50%、井手口川ダムが30%とされています。
4日午前8時現在の貯水率は、竜門ダムが51.55%、井手口川ダムが55.60%まで低下しています。

これは去年の同じ時期と比べ、竜門ダムが33.3ポイント、井手口川ダムが36.6ポイント低い数値です。
(去年9月3日の貯水率/竜門84.85%・井手口川92.2%)

この状況を受け、市は7日から水道管に送る水の圧力を下げる「減圧給水」を行う方針です。
7日朝に開かれる第3回会議で最終判断をする予定で、実施されれば平成6年以来32年ぶりとなります。

減圧給水の対象は有田川水系の地区で、伊万里地区、牧島地区、立花地区、大川内町、二里町の全域と、大坪地区、黒川町、波多津町、東山代町、山代町の一部です。

市内契約件数、約2万1千件のうち、約1万7千件に影響する見込みで、特に高台や高層階は水の出が悪くなるなどの影響を受けやすいということです。

このほか会議では、医療や消防など減圧給水の実施による各業界への影響について事前に十分把握し対応することなどを確認しました。
 
(市上下水道部 青木健一郎部長)
「次の段階(断水)に進まないためには、少しでも水を確保することが大切。減圧すれば、市民意識も変わり節水につながるのでは。水量確保繋がればと思い、減圧給水に踏み込んだ。まったく降らなければ、断水も全くないとは言い切れない。そうならないように市民のみなさんには協力いただきたい」

市は市民に対し、手洗いやシャワーの際に水をこまめに止めることや、洗車を控えるなど、引き続き節水への協力を呼びかけています。

(市上下水道部 青木健一郎部長)
「例えば使う時の水を半量にするだけでも節水になる。いろんな節水方法がある。HPやチラシに明記しているので協力いただきたい」

また、伊万里市は渇水対策に関する連絡相談窓口を設けています。
詳しくは伊万里市のHPをご確認ください。