区民が平和への願い込め長 崎に贈る千羽鶴の発送作業(7月23日)
2026.7.30 Thu
NPO栄町地域づくり会は23日、地域の高齢者や住民らが平和への思いを込めて折った千羽鶴を長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に贈るため、発送作業を行いました。

この取り組みは、高齢者が住みなれた地域で安心して暮らせるまちづくりを目指すNPO栄町地域づくり会が主催し、今年初めて実施されたものです。

この活動は平和への祈りと慰霊の気持ちを長崎へ届ける折り鶴づくりを通じて、地域内外へ「平和のメッセージ」を発信し、高齢者の社会参加の促進と地域の絆を深めることを目的としています。

鶴は、活動拠点である「栄町ウェルネスホーム支温の家」を利用する80歳から92歳までの高齢者14人のほか、地域に住む子どもや大人なども制作に加わり、去年10月からの約10か月間で3,000羽を折り上げました。

この千羽鶴を、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に奉納するため、23日には発送作業が行われました。
これまでにつくられた鶴を250羽ずつまとめ、4束にして1,000羽のまとまりをつくり、平和への願いを込めた言葉を添える作業が進められました。

小学生の時に戦争を経験したメンバーの一人は、空襲時の体験談を踏まえて「これからの世代の人たちが同じ経験をしてはならない」「戦争は誰にもいいことがない」と話しました。

(NPO栄町地域づくり会 井手薫事務局長)
「ウクライナやイランの問題を受けて自分たちの子や孫に同じ経験をさせないために何かできないか話し合いました。会員さんは80~92歳、平和が大事だということを痛感している、その声を千羽鶴に託しました」

長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典は8月9日に行われ、千羽鶴は会場に飾られる予定です。