九州電力は7月2日、玄海原子力発電所4号機を運転開始から30年を超えて運転するため、原子力規制委員会に認可申請を行いました。
玄海原子力発電所4号機は、2027年7月25日で運転開始から30年となります。
原子炉等規制法では、運転開始から30年を超えて原子力発電所を運転する場合、それ以降に実施すべき措置を定めた「長期施設管理計画」を策定し、10年を超えない期間ごとに原子力規制委員会の認可を受ける必要があります。
九州電力によりますと、安全機能を有する機器や構造物などを対象に、運転開始後60年時点での健全性を評価した結果、現在行っている保全活動の継続や、一部機器への追加対策を講じることで、今後も安全に運転できることを確認したということです。
これをふまえ、運転開始後30年以降に実施すべき具体的な措置を計画に定めました。
このうち、原子炉容器については、亀裂などを防ぐため起動や停止の回数を継続して確認するほか、長期間の放射線による影響を調べるため、適切な時期に監視試験を実施します。
また、電気ケーブルの交換や配管の厚さの管理、容器の上のふたの取り替えなども行うとしています。
さらに、メーカーでの製造が中止された部品について、他社と情報を共有し対応策を検討するなどの措置も定めています。
九州電力は、「今後の国の審査に真摯かつ丁寧に対応するとともに、地域の皆さまに安心し、信頼していただけるよう、積極的な情報公開に努めていく」としています。