伊万里市交通対策協議会の総会が18日に開かれ、去年飲酒運転で検挙された伊万里市民が前年の2倍を超える27人となったことが報告されました。
市交通対策協議会は、「飲酒運転の根絶」と「高齢者の交通事故防止」を重点課題として、交通安全運動に取り組むことを申し合わせました。
総会には、市交通対策協議会会長の深浦弘信市長や伊万里警察署、各地区の交通対策協議会、関係団体など約30人が出席しました。
はじめに、伊万里警察署の平川博幸(ひらかわ ひろゆき)署長が挨拶し、「地域の交通安全活動のリーダーである皆さまとともに今後もしっかりと取り組んでいきます」と述べました。
続いて、靏 項平(つるこうへい)交通課長が、市内の深刻な交通情勢について説明しました。
去年、市内で発生した人身事故件数は121件と、前年より27件減少した一方で、死亡事故は前年より2件多い3件発生しています。
今年は4月末までに人身事故が40件(前年比-3)発生し、死亡事故は2件(前年比 ±0)発生していて、いずれも70歳以上の高齢者による事故だということです。
また、去年、飲酒運転で検挙された伊万里市民は27人と前年より16人増えています。
県内20市町の検挙者数ランキングでも、去年よりも順位を5つ落とす、県内ワースト3位になったと報告されました。
これを受け、市交通対策協議会では今年度の事業計画で、引き続き「飲酒運転の根絶」と「高齢者の交通事故防止」を重点課題として、対策に取り組むことを申し合わせました。
(靏 項平交通課長)
「飲酒運転は交通違反であり、立派な犯罪。交通死亡事故につながりやすい違反はスピード違反、前方不注意、安全不確認。スピードを出しすぎず、時間にゆとりを持った行動をしてほしい」
なお、この日の総会では交通安全コンクールの表彰式も行われ、人口に対して人身事故加害者と飲酒運転検挙者数が最も少なかった南波多町など上位3地区が表彰されました。
【1位南波多町 2位松浦町 3位大川内町】
また、飲酒運転がゼロだった4地区の中から、飲酒運転ゼロに向けた取り組みの最優秀賞が選ばれ、老人クラブを対象とした警察官による講習会や、コミセン祭りで啓発ブースを設置した波多津町が受賞しました。