牧島地区の中通区で9月23日、秋の実りに感謝する風願成就(かざがんじょうじゅ)浮立が行われ、神社や龍神宮などに奉納されました。
風願成就は、作物が風を受けずに豊作だったことに感謝しようと、牧島地区で行われている浮立です。
本瀬戸と早里(はやり)、中通の3地区が毎年持ち回りで行っていましたが、現在は中通区が3年ごとに取り組んでいます。
この日午前8時45分から行われた風願成就浮立には、中通区の区民約60人が参加し、地元の企業や神々が祭られている神社など約20か所を巡りました。
また、祭殿以外にも、子どもが生まれたり、家を建てたりと祝い事があった家々を回り、その家に福を招き入れると言われている浮立の打ち込みも行われました。
(建て替えをした男性)
「2年前に建て替えをした。初めて祭りを見たが、昔から地元で開催されておりとても感動した。ぜひまた続けてほしい」
中通区は浮立を継承していくため、2年前の牧島小学校150周年に合わせて5年生と6年生が浮立を体験する機会を設けました。
(区の関係者など)
「中通浮立の伝統をつないでいくということで、天候を気にしていたが開催できてよかった。江戸時代から始まり、戦時中は金属供出で一時中断したが、早めに作り直し中通がいち早く再開した。何とか今年開催できてよかった」
笛は毎週金曜日に練習を行っています。7月から鐘や太鼓なども含めて全体で練習を行い、当日を迎えたということです。