竜門ダムの貯水率回復 減圧給水を解除(9月29日)
2026.9.30 Wed
伊万里市は29日、第7回渇水対策本部会議を開き、週末に180ミリを超える雨が降ったことを受け、有田川水系で実施している減圧給水を解除することを決めました。

伊万里市では、梅雨明けからの少雨により、有田川水系の予備水源である竜門ダムの貯水率が50%を切ったことから、今月15日から32年ぶりに、蛇口から出る水の量を減らす「減圧給水」を実施しています。

対象地区は、有田川水系の伊万里地区、牧島地区、立花地区、大川内町、二里町の全域と、大坪地区、黒川町、波多津町、東山代町、山代町の一部で、市内の約7割、約17,000世帯です。

会議では、週末に雨が降り続け、竜門ダムでは26日から28日までの3日間で181ミリの雨を観測したことが報告されました。
これにより、25日(金)時点では貯水率が46.39%まで減少していたものの、29日(火)時点で63.81%まで回復しました。
これは、1か月間雨が降らなくても50%を切らない貯水率だということです。

この状況を受け、対策本部は、現在実施している減圧給水を解除する方針を決めました。
10月1日から通常通りの給水ができるよう、29日から2日間かけて順次23か所の仕切り弁を戻します。

(深浦弘信市長)
「2日間雨が181mm降ったことが大きい。思ったより貯水率が回復した。秋から冬にかけては雨が少ない季節になる。市民の皆様には引き続き節水を」

なお、渇水対策本部は解散はせず、再度50%を切るような状況になれば、再び減圧給水などの措置を取る可能性もあるということです。