市内初 企業が農地保全を支援 マッチング事業「つなが里」(9月20日)
2026.9.30 Wed
高齢化により農村環境の維持が難しくなっている地域を、県内企業がサポートする事業が20日、伊万里地区の平山区で行われました。
伊万里市内での実施は今回が初めてです。

この取り組みは、佐賀県農地・水多面的機能推進協議会が実施している企業マッチング事業「つなが里」です。
高齢化や人手不足により、水路の清掃や農道の草刈りといった共同作業の継続が困難になっている地域と、社会貢献を志す企業を結びつけることを目的としています。

この日は、平山区にある、ため池1か所で草刈りが行われました。
今回協力したのはため池付近で西九州自動車道の整備を行っている小城市の下村建設です。

作業には、地区住民と企業側から13人が参加し、草刈り機を使って作業を実施しました。

地域では毎年5月と9月に作業を行っていますが、若い人の参加が少なく、ため池周辺などの草刈りが課題となっていました。
平山区の環境を守る会が企業の協力を要望したことで、今回のマッチングに繋がったということです。

この日は、参加者が協力し、もくもくと作業を進めた結果、1時間もせずに完了しました。

平山区では、来年2月にも、下村建設の協力を得て、山林のモミジやサクラにかかるツル植物の撤去作業などを行う計画です。 

(平山区の環境を守る会 池田正則会長)
「大助かりです。担い手不足で地域の管理が行き届いていないので、こういう形で草刈りの応援をしていただくと景観も良くなるし、少しでも住みよい町になるようにお手伝い頂ければ大助かり」

(下村建設脇田営業所)
「西九州道路の事業で仕事をしている。いつもご協力いただいているので地域の方に還元できることはないかなと考えた。地域の方と直接触れ合えてよかった」

現在、マッチング企業に登録しているのは県内に4社あり、伊万里市内の企業は登録していません。
協議会は、多くの企業に登録してほしいとしています。