伊万里市は17日、大川保育園と松浦保育園を統合して民営化する新しい保育園の名称が、「とうりょう保育園」に決まったと発表しました。
この統合保育園は、義務教育学校の東陵学園のサブグラウンドに、令和10年度に開園します。
伊万里市は、施設の老朽化が進む公立保育園を、市の大きな財政負担なく整備しようと、民営化を進めています。
大坪保育園を除く5つの園すべてを民営化する計画で、令和4年度に3つの園が私立保育園として運営が開始されています。
残る大川保育園と松浦保育園は、園児数の減少が見込まれ、単独での民営化が難しい状況にあったことから、統合保育園として移譲先が公募されていました。
統合保育園の移譲先は、市内で5つの園を運営し、伊万里市が民営化した南波多保育園も運営する「伊万里福祉会」に、令和5年に決定しました。
計画では、令和10年度から新園舎で統合保育園の運営が開始される予定です。
伊万里市は今年度、保護者と法人をあわせた3者協議会を設置しており、7月9日に開かれた第1回会議で新しい保育園の名称を決定しました。
決定に至る過程として、大川保育園と松浦保育園の保護者と地域住民に対して、伊万里市と法人の連名でアンケートを実施しました。
アンケートは、漢字の「東陵」、ひらがなの「とうりょう」、「自由記述」の選択式で行われました。
その結果、ひらがなの「とうりょう」が最も多かったため、3者協議会に諮り全会一致で可決されました。
「とうりょう」という名称を案に入れた理由として、新保育園が東陵学園に隣接して整備されることや、東陵の名前が地域の協議で決定され定着していることなどが挙げられています。
とうりょう保育園の定員は、50人となる見込みです。
現在の園児数は、大川保育園が25人、松浦保育園が37人となっており定員を超えますが、定員の1.2倍まで受け入れが可能なため、足りると考えられています。
なお、とうりょう保育園の新園舎は、東陵学園の駐輪場横にあるサブグラウンドに建設される予定です。