伊万里・有田地区医療福祉組合議会の第1回定例会が3月26日に開かれ、令和7年度の病院事業会計当初予算案など6件が可決されました。
伊万里有田共立病院の令和7年度の病院事業収益は、入院患者数の増加を見込み、前年度より約7,780万円増額の約44億3,240万円となっています。
地域医療支援病院として救急患者を積極的に受け入れていることから、前年度後半から入院患者数が増加傾向にあり、1日平均入院患者数は、前年度より10人多い152人を見込んでいます。
これに伴い、入院収益も前年度よりも1億7,330万円増額の約31億690万円を見込んでいます。
一方、外来患者数は、症状に応じて地域の医療機関への受診を促しているため、1日平均で前年度より30人少ない200人を見込んでいます。
伊万里市と有田町の負担金は、約4億7,700万円で、前年度より約1,960万円の増額となっています。
伊万里有田共立病院は、今年3月に地域がん診療病院に指定されました。
これまで伊万里有田地域の西部医療圏には、県内4つの医療圏で唯一、指定病院がありませんでしたが、今後は、拠点病院の佐賀大学医学部附属病院と連携し、専門的ながん診療や相談支援などを提供していくということです。
一方で、今年度の常勤医師数は、前年度から内科医が1人減り、20人でのスタートとなります。
病院は、医師確保のため大学病院などに派遣を依頼していますが、そもそも地方の医師が不足していて厳しい状況だということです。
医師減少の影響で診療科が減ることはありません。
このほか、職員の休暇などに関する条例改正案や補正予算案など6件の議案が審議され、すべて可決されました。