マリンレジャーシーズンを前に、伊万里湾内での事故防止を呼び掛けようと、水上バイクで救助活動などを行う「シーバード伊万里」が先月29日、海難救助訓練とパトロールを行いました。
この日、久原埠頭で行われた出動式には、NPO法人伊万里湾小型船安全協会や伊万里海上保安署から約20人が参加しました。
シーバード伊万里は、伊万里湾小型船安全協会内に設置され、環境保全活動のほか、ボートが進入できない浅瀬や海水浴場で、水上バイクを活用した救助活動などを行っています。
この日行われた訓練は、プレジャーボート1隻が浅瀬に迷い込み航行不能になった想定で行われ、伊万里湾小型船安全協会が船と水上バイクで急行。
船同士をロープで結び、安全な海域までえい航する手順を確認しました。
続いて行われた合同パトロールでは、久原埠頭から飛島付近までを航行しました。
伊万里湾内で釣りを楽しむ人たちに、救命胴衣の着用や海上での緊急通報用電話番号118の周知を図るパンフレットを配布しました。
伊万里海上保安署によりますと、管内で今年発生した船舶事故は2件で、そのうち1件はゴールデンウイーク期間中に発生しています。
事故は、釣りをしていたプレジャーボートが、付近に設置されていた定置網に気づかず乗り揚げ、網がプロペラに巻き付いて動けなくなったものです。
なお、この事故による負傷者はいないということです。
(伊万里湾小型船安全協会 山口富士夫 副理事)
「凪で船も出ていて、安全啓発活動が十分にできた。ライフジャケットを着用し、安全に帰れるように家族を安心できるように自分の身を守って楽しんでもらいたい」