半導体向けシリコンウェーハを製造するSUMCO九州事業所 久原工場で18日、伊万里消防署との合同防災訓練が行われました。
SUMCO九州事業所 久原工場と伊万里消防署の合同訓練は、10年ぶりとなります。
SUMCO九州事業所 久原工場は、2,000人を超える従業員が3交代制で昼夜を問わず工場を稼働させている県内最大規模の拠点です。
SUMCOでは従業員の防災意識向上のため毎年避難訓練を実施していますが、去年秋に新しい建屋が本格稼働したことに伴い、避難経路やはしご車の配置などを確認するため、今回10年ぶりに伊万里消防署との合同訓練を実施しました。
日中勤務する多くの従業員が参加した今回の訓練は、震度6強の地震によって事業所の一部が崩壊し、多数の負傷者と火災が発生したという想定のもと、迅速で的確な救急救助と消防活動の実施を目的に行われました。
はじめに久原工場の自衛消防隊が応急救護所を設置し、負傷者を救護して伊万里消防署の救急隊と協力して搬送しました。
続いて行われた救出・放水訓練では、建物に取り残された従業員をはしご車で救出し、放水が行われました。
また、建物内に閉じ込められた人を救出するため、外壁を切断したという想定で建物内に侵入し、救助と放水を行う実践的な訓練も行われました。
(SUMCO 生産技術本部 九州事業所 九州総務部 浜村圭介部長)
「約10年ぶりの消防との訓練で有意義な訓練となった。いくつか課題も見えてきたので、改善につなげていきたい。佐賀県が安心な県だという話もあるが、訓練を繰り返していき、有事の時にはしっかりとした対応ができるよう、従業員の意識も高めていくことを続けていきたい」