大坪町白野区の白野坊稲荷大明神で9日、初午祭が開かれ、地区住民らが地域の安全や商売繁盛を祈りました。
これは、過去1年間の感謝と今後の地域の平穏、参拝者の健康と安全などを祈ろうと、毎年3月の最初の午の日に白野区が執り行っているものです。
白野坊稲荷大明神、通称「しろんぼさん」は、商売繁盛や五穀豊穣の神様として奉られ、古くは境の港や福岡、熊本などの商人から織旗(のぼりばた)が奉納されたといいます。
この日、午前10時30分から開かれた初午祭には、地区住民ら約10人が集まりました。
はじめに神事が行われ、参拝した住民らは商売繁盛や五穀豊穣を祈願しました。
神官が祝詞を奏上した後、氏子総代の(やまぐち つとむ)さんらが神前に玉串をささげ、今年の繁栄を祈りました。
神事終了後には「かんねだご」が参拝者に配られました。
「かんねだご」は芋の粉にサツマイモをサイコロ状に切り、もち米と合わせて蒸した伝統的なお菓子ということです。
(地元参加者 かんねだご)
「昔はお祭りみたいに賑わってた。残念ながらだんだん少なくなった。かんねだごはずっと昔からお母さんたちに作ってもらってきている。今日は懐かしくいただく」
(白野区長 池田忠幸(いけだただゆき)区長)
「伝統ある初午祭を地域住民と守っていかなければと思っている」