地域での防災意識の向上を図ろうと6日、松浦町で、防災委員らによる災害時図上訓練が行われました。
図上訓練とは、地図を用いて災害発生時の対応をシミュレーションする訓練のことで、災害時の連携の強化を図り共助の意識を高めようと、伊万里市では地区ごとに行っています。
今回は松浦町で開かれ、地区の防災委員や防災士など合わせて約60人が参加しました。
この日は、佐賀県総合防災アドバイザーの瀧本浩一(たきもと・こういち)さんを講師に、13の行政区に分かれて図上訓練が行われました。
参加者は、伊万里市のわが町・わが家の防災マップと自身の地域の地図を見比べ、立ち退き避難が必要である土砂災害区域などに色を付ける作業を進めました。
さらに、防災マップに記載されていない場所でも、自らの経験から危ないと思う場所に印を付け、地域に密着した地図を作っていきました。
参加者は、身近な場所を振り返りながら、危険な場所はないか考え、実際に災害が起きたとき、どのようなルートで避難すれば安全か意見を交わしました。
滝本さんは、「自分が避難するという自助の行動が、周囲の避難を促し、共助へと繋がる」などと述べ、これこそが地域防災の強みであり、その意義だと伝えていました。
(参加者)
「危険な場所が分かって良かったが、実際にみてみないとわからない。高齢者が多いのでどう避難するか、意識させるかが課題だと思う。集まった時に今日講習を受けた内容をほかの人に伝えていきたい」