伊万里有田地区消防設備等保守協会 有田消防署にデジタルサイネージ寄付(11月17日)
2025.11.26 Wed
地域防災に役立ててもらおうと、伊万里有田地区消防設備等保守協会が17日、デジタルサイネージを有田消防署に寄付しました。

この日、伊万里有田地区消防設備等保守協会の川井真太郎(かわい しんたろう)会長ら3人が、有田消防署を訪れました。
受納式では、はじめに川井会長が「皆様の援助になればと、デジタルサイネージを贈ります。お役立ていただきたい」と挨拶し、目録を有田消防署の廣 啓(ひろ はじめ)署長に手渡しました。

伊万里有田地区消防設備等保守協会は、伊西地区で消防設備の点検や工事を行う8つの事業所で組織されていて、社会貢献活動の一環として、令和4年度から消防本部へ火災予防啓発グッズなどを寄付しています。

今回、贈られたのは、情報や広告などを表示できる電子看板「デジタルサイネージ」で、幅約50センチ、高さ約96センチです。

寄付を受けた廣署長は「これから年末年始にかけて、コンロやストーブなどの火器の使用が多くなり、住宅火災発生の危険性は高くなるので、PR活動に活用させていただます」とお礼の言葉を述べました。

デジタルサイネージは、有田消防署で火災予防運動の啓発活動に活用されるほか、啓発イベント会場にも持ち出して使用される予定です。

(伊万里有田地区消防設備等保守協会 徳永祐史副会長)
「何か地元に防火のことで貢献したいと思い寄付事業を続けている。寒くなり火を使い時期になりこのデジタルサイネージを広く広報活動にいかして防火意識を持って火災が1件でも減少することを願っている」

(有田消防署消防3課 奥本信幸課長)
「画像を通しての火災予防、啓発活動十分な力を発揮している。・今後寒くなり、火の取り扱いが多くなるその際火器の取り扱い含め十分に火の用心をし火災の発生を抑制していただきますようお願いします」

伊万里・有田消防本部によりますと、11月17日現在、伊万里・有田で発生した火災件数は22件で、建物火災10件車両火災1件林野火災2件その他9件ということです。