子ども達に地域で働く人の想いを知ってもらおうと、青嶺中校区の3校は15日、県内の38企業が一堂に集結し子ども達に仕事について説明する「はたらく人プロジェクト」を開きました。
「はたらく人プロジェクト」は、子ども達が社会や働くうえで大切なことを学ぶとともに、地域で働く人の想いを知ってもらおうと、青嶺中校区の黒川小学校、波多津小学校、青嶺中学校の3校がはじめて企画しました。
この日、青嶺中学校で行われた「はたらく人プロジェクト」には、3校から約160人が参加し、県内の38の企業や団体が一堂に会して行われました。
はじめに、黒川小学校の小野美和(おの みわ)校長が「みなさんの学習のために大勢の人が集まって下さいました。今日は夢や地域の魅力、働く人の思いをたくさん感じとってもらいたいと思います」と挨拶しました。
そして、子ども達は、グループごとに企業のブースを回り、働く人の話に真剣に耳を傾けていました。
市内企業からは、農業や製造業のほか、サービス業、公務員など31業種が参加したほか
山下雄平(やました ゆうへい)参議院議員、サガン鳥栖で活躍した元プロサッカー選手の高橋義希(たかはし よしき)選手なども参加し、子ども達に仕事のやりがいなどを熱を込めて語っていました。
子ども達はメモを取りながら気なったことについて質問をしていました。
(子どもたち感想)
「警察の人や美容室の人にも挨拶が大切だと聞いた。日常生活に大切だから。みんなに明るくしたい」
「色んな企業の話を聞いて役立つことを聞けたし、自分の夢も増えたと思った」
「いろんな話を聞いて将来のために役立てればいいなと思いました」
なお、青嶺中校区は、来年度も「はたらく人プロジェクト」を開催する計画です。